catalina-cosplayのブログ

コスプレ衣装や小物制作に関するもの

MHW カイザー装備制作(腕アーマー)

夏コミは間に合わなさそうなので、ゲームショウかハロウィンまでに完成させたいですね。かたりぃなです。

 

今回は腕アーマーを作っていきます。

 

作り方の全体像

  1. 型紙を作って、ライオンボードに転写
  2. ライオンボードをカット、接着して形を出す
  3. 少し丸みが欲しいとかあれば補正する(ダーツ入れ、接着)
  4. パーツ単位で布張り
  5. 各パーツを結合
  6. 装飾をつくる
  7. 装飾をつける

といった感じです。

構造によっては4,5,6が前後することもあります。

たとえば布張りの端の処理は結合してからやったほうがうまくいくこともありますし、今回のような装飾で隠せる場合は後から装飾つけたほうがバランスとりやすい等あるので、状況に応じて作業やりやすい手順に変えればよいかと思います。

 

材料

材料はだいたいいつものライオンボードです。

ただし今回は合皮貼りでいくのと、装飾用のビニールホースが追加になっています。

  • ライオンボード 5mm厚, 2mm厚
  • ビニールホース 8mmΦ, 5mmΦ
  • G10ボンド
  • Gうすめ液
  • 赤色合皮
  • 金色合皮

 

1~3, 型紙、ライオンボード転写、組み立て

このあたりはもう慣れてきたので、ささっとやっちゃいます。

 

4, パーツ単位で布張り

合皮張りはあまりやったことないので、盛大に失敗しました。

失敗した理由は合皮をサイズギリギリに切ってしまったことです。

合皮は中央から外側へ伸ばすように貼っていくのですが、小さな誤差も外側まで伸ばしてみると大きな誤差になります。なので、余裕をもった大きさにカットしましょう。

中途半端にケチると材料費はおろか貴重な時間すら無駄になってしまうので。

 

というわけでパーツ単位で合皮はったのがこちらです。 

 

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端の余った合皮は切り取らずに内側に折り込みます。

折るときは外周より内周が小さい関係上、どうしても生地が余ります。

なので写真のように適当に切り込みを入れつつ折っていきます。

こうしないと余った生地で端がデコボコになってしまいかっこ悪いです。

 

注意点は、切り込みの入れすぎに気を付けましょうといったところでしょうか。

ライオンボードの厚みも考慮してやらないと、切り込みが外に見えてしまいます。

 

切りこみを入れるときの加工道具は、百均の化粧品コーナーにある小さいはさみが便利です。鼻毛切るやつですね。

小さくて細かい作業がしやすいのと、ボンドがついた素材を切るので、あっという間に切れ味が悪くなります。

百均グッズなら、ダメになったらあきらめてすぐ燃えないゴミに出せるので安心ですね。

 

5, 各パーツを結合

ここまでの作業が問題なくできていれば、簡単に結合できます。

複数パーツ結合して、ボンドでくっつけます。

複数パーツが端で合わさる部分は、このタイミングで生地を折り込みます。

6, 装飾をつくる

金の装飾がありますが次の4種類を使い分けることにしました。

  1. パーツの端の部分=太いビニールチューブ
  2. パーツ同士の接合部分=細いビニールチューブ
  3. 平面ライン=細く切ったライオンボード

まずはそれぞれの素材の加工前。

こいつに金の合皮を張ります。

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できました。

金色は光をよく反射するので、平面か曲面かで見た目がずいぶんと変わりますね。

ビニールチューブはモノによってはG10ボンドで溶けてしまうので、軽く実験して解けないことを確認してから合皮を巻きました。

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7, 装飾をつける

最後に装飾をつけるとこうなりました。

ボンドの特性上、装飾を作った段階では縮れがあるので、引っ張ってシワを伸ばしながら貼ります。金属的な光沢が欲しいので、シワは無いほうがいいです。

少しゆがんだ部分もありますが、おおむねイメージ通りといったところです。

こういうゴージャスな色合い、大好き。

 

装飾素材との写真です。

一番上のフチが太いビニールチューブ

中央の横のフチが細いビニールチューブ

縦のラインはライオンボード

です。

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まとめ

今回は使い慣れない素材に挑戦したので、失敗もありましたが、目立ちにくい腕アーマー(ケープで隠れるようになる)なので良しとします。

他のパーツも順次作っていきたいと思います。

それではまた!